【方言】「からぽねやみ」の意味と例文

方言

からぽねやみ

方言の地域

青森県(地域によっては「かばねやみ」や「からっぽやみ」とも)

方言の意味

怠け者

「からぽねやみ」について

青森県の方言「からぽねやみ」は、怠け者や不精者、仕事をしない人を指す言葉です。
この方言は「空骨病み」と漢字で書くことができ、骨が空で芯がない、すなわち気骨がないという意味が含まれています。
また、本来は体を休める「骨休み」が、怠けて仕事をしないことに転じたことからこの言葉が生まれたとされます。
青森県南部では「からやぎ」と呼ばれることもあり、地域によって呼び方が異なります。

「からぽねやみ」の使い方

たく
たく

あいづ、今日の掃除当番が嫌で帰ったが
(あいつ、今日の掃除当番が嫌で帰ったか)

まんず正真正銘のからぽねやみだな、あいづは
(ほんとうに正真正銘の怠け者だな、あいつは)

ひろし
ひろし

「からぽねやみ」の例文

  1. 彼はいつもサボってるから、からぽねやみと呼ばれている
     (彼はいつもサボってるから、怠け者と呼ばれている)
  2. からぽねやみな態度を改めないと、仕事が長続きしないよ
     (怠け者な態度を改めないと、仕事が長続きしないよ)
  3. あのチームにはからぽねやみが多いから、仕事の進行が遅いんだ
     (あのチームには怠け者が多いから、仕事の進行が遅いんだ)