自然豊かな街並みや、ソースカツ丼などの美味しい特産物で有名な福井県。
京都といった近畿圏とも隣接しているので、互いに行き来しやすい交通事情もあったりします。
医療サービスも充実している福井県の福井弁から、「おぼこいのう」の意味などについて語っていきます。

方言

おぼこいのう

地域

福井県

意味

福井県で使われている「おぼこい」には可愛い、子供っぽいの2つの意味があるそうです。
また、「年利の割には」という皮肉めいた意味も含まれているようです。

そして、他県でも使われている「おぼこいのう」の中の「おぼこい」は名詞の「おぼこ」という単語を形容詞化した方言だそうで、この「おぼこ」には、「世間知らず」「素朴な娘」や、「ボラの稚魚」といった様々な違う意味があるそうです。

語源、由来

この「おぼこいのう」の「おぼこい」、先程も書きましたが福井県だけで使われている方言でなく、名古屋や京都など、西日本地域で使われている言葉であり、実質福井弁は近畿地方で用いられる方言という意味の近畿方言に分類されるようです。
したがって、「おぼこい」は近畿全域、「のう」が福井弁らしさを表わしていると言えるのではないでしょうか。

この「おぼこい」の語源は、出世魚の1つである「ボラ」に因んで付けられたとされています。
このボラの稚魚である「オボコ」の姿が可愛らしいことから、「おぼこ」という言葉で使用されるようになり、後に形容詞化されて「おぼこい」になったと言われています。

「おぼこいのう」の使い方

福井県や近畿地方を中心に使われている「おぼこい」ですが、分布地域と年齢が同じという訳でなく、一般的には40代以降の人に馴染のある言葉で、若い世代にはあまり使われていない方言でもあります。

しかし、使っている方言を後世に残そう、という思いを持ち、若い人でも意識して「おぼこい」を使っている人が増えています。そんな取り組みもあり、さほどとっつきにくくなく、覚えやすいので幅広い年齢層にも使える言葉だと思います。

「おぼこいのう」の例文

鈴木拓
鈴木拓
おーい、…あいつどこ行ったんだ、ちびてぇ(冷たい)!
やった、んまこ(上手に)雪玉当たったー!
弘志
弘志
鈴木拓
鈴木拓
てめぇの仕業か、散々探した人間に向かってのくてー(馬鹿な)ことしやがって…!
雪合戦は背後を制した者が戦いに勝つんだよ、これ常識やよ(だよ)
弘志
弘志
鈴木拓
鈴木拓
はぁー、いい年してるくしぇにほんなことするなんて、まだまだおぼこいのう、おめぇは
(はぁー、いい年してるくせにこんなことしてるなんて、まだまだ子供っぽいねぇ、お前は)

雪合戦と合体してみましたが、季節に合致していないことに加えて妙な雪国感が出ましたね。そしてんまこが上手にとは、全く分かりませんね。

まとめ

福井弁「おぼこいのう」の意味などを綴ってきましたが、実は福井弁が近畿方言だという事実など、色々なことが分かりました。
陸地で繋がってるんですから、そりゃ言葉も伝わりますよね、江戸時代とか行き来出来ましたし。
個人的には大阪でとかあまり使ってるイメージは無いですが、今度から耳そばだててみて検証しましょうかね、面白そうですし。

おすすめの記事