【福井弁】福井県の方言「おぼこい」の意味と例文

方言

おぼこい

方言の地域

福井県

方言の意味

可愛い、子供っぽい

「おぼこい」について

「おぼこい」には可愛い、子供っぽいの2つの意味があります。
また、「年利の割には」という皮肉めいた意味も含まれているようです。

「おぼこい」は名詞の「おぼこ」という単語を形容詞化した方言で、この「おぼこ」には、「世間知らず」「素朴な娘」や、「ボラの稚魚」といった様々な違う意味があります。

「おぼこい」という方言は福井県だけで使われている方言でなく、名古屋や京都など、西日本地域で使われている言葉であり、実質福井弁は近畿地方で用いられる方言という意味の近畿方言に分類されることが多いです。

「おぼこい」の語源は、出世魚の1つである「ボラ」に因んで付けられたとされています。
このボラの稚魚である「オボコ」の姿が可愛らしいことから、「おぼこ」という言葉で使用されるようになり、後に形容詞化されて「おぼこい」になったと言われています。

「おぼこい」の使い方

たく
たく

先生にいたずら仕掛けようぜぇ

そんないたずら仕掛けるなんて、お前はおぼこい

ひろし
ひろし

「おぼこい」の例文

  1. あの子、おぼこくて可愛いな
  2. 年齢の割にはおぼこく見える
  3. そんなことするなんて、お前もまだまだアイツもおぼこい
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