【福岡弁】福岡県の方言「てんてれやすい」の意味と例文

方言

てんてれやすい

方言の地域

福岡県

方言の意味

簡単に、容易だ、気安く

「てんてれやすい」について

「てんてれやすい」は、「簡単」という意味で使われる福岡県の方言です。「てんてるやすい」、「てんてろやすい」という言い方をすることもあります。
「てんてれ」は「てんで(すごく)」という意味で、これに「やすい(易い)」がついて、「すごくた易い」つまり、「簡単」ということを表しています。

「てんてれやすい」の使い方

ひろし
ひろし

お兄ちゃん、算数ん宿題教えて。
(お兄ちゃん、算数の宿題教えて。︎)

小学生ん算数なんて、てんてれやすう解けるやろ。少しは自分で考えたら。
(小学生の算数なんて簡単に解けるだろ。少しは自分で考えたら。)

たく
たく
ひろし
ひろし

お兄ちゃんにとっては、てんてれやすいやろうばってん、僕は算数苦手と!
(お兄ちゃんにとっては簡単だろうけど、僕は算数苦手なの!)

大声でしゃあしかね。今日はきついけん明日やったら教えちゃるばい。
(大声でうるさいな。今日は疲れたから明日なら教えてあげるよ。)

たく
たく

「てんてれやすい」の例文

  1. あそこん学校ん入学試験は、こん地域で一番てんてれやすい
    (あそこの学校の入学試験は、この地域で一番簡単だ
  2. こんキットば使やあ料理が苦手な彼女でん、てんてれやすう作るーらしい
    (このキットを使えば料理が苦手な彼女でも、簡単に作れるらしい)
  3. 新しゅうできたスポーツジムはインターネットで申し込みでくるけん、てんてれやすう始めらるーばい (新しくできたスポーツジムはインターネットで申し込みできるから、気安く始められるよ)
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