
自然に囲まれたのどかな都市、岐阜県。味噌を使った五平餅は朝ドラで登場して人気になりましたね。
白菜の漬物を炒めて卵でとじた飛騨地方の郷土料理の漬物ステーキや、青龍の多い岐阜で育った新鮮な鮎料理も名物の1つです。
そして朝ドラでは永野芽衣さん扮する主人公が使う岐阜弁も可愛い!と話題になりました。
独特の訛りや言葉があるのが岐阜弁の特徴ですが、その中でも一風変わった「あかすか」という岐阜弁の意味について、今回は書いていきます。
方言
あかすか
方言の地域
岐阜県
方言の意味
岐阜弁の「あかすか」は「良いわけないだろう」という意味があります。
この意味の所為か、ツッコミの表現として解釈されています。他にも「駄目ですよ」という意味もあるんですが、個人的には「良いわけないだろう」として使う方がインパクトがあって面白そうです。
愛知県では違う意味で使われている!?
岐阜弁として使われている「あかすか」ですが、愛知県では違う意味の「無駄」といった意味を持つ方言として使われています。
岐阜弁について
地域によりイントネーションも異なる?
日本地図で見ると分かることですが、岐阜県は丁度本州の真ん中、東日本と西日本の中間に位置しています。
この為かどちらの方言共に混ざり合った言葉になっています。更に言うと東日本だと愛知県、西日本だと関西に近いのでこの2つの地方の言葉が混ざり合っている方言や、訛った言葉に聞こえることもあります。
この混ざり合った独自の方言はイントネーションにも表れています。大きく岐阜弁と言っても北の飛騨弁と南部の美濃弁の2つに分けられます。
飛騨弁だと愛知県に近いため名古屋弁、美濃弁を使っている地域だと関西に近い所為か関西弁、そして東の地域だと長野県や山梨県、静岡県の方言を受けたイントネーションになります。
同じ岐阜弁でも、ここまで違う物なんですね。
「あかすか」を使った例文



(いや、良いわけないでしょ!こんなにいきなり沢山キャベツの料理ばっかりつくったって困惑するでしょ!スーパーで買った後に実家からたくさん送られてきたからってちゃんと説明してあげなさいよ?)



(えー…、向こう見ずだってまた怒られそうで嫌だなぁ…。キャベツの記念日だからってことで騙されてくれないかな?)

(いや無理でしょ。諦めて怒られなさい)

まとめ
今回は岐阜弁「あかすか」という一風変わった言葉をご紹介してきました。
例文が思い付かずに大量のキャベツ料理を消費するという謎シチュエーションになってしまったのはご了承ください…。
名物の漬物ステーキですが、漬物だからやっぱりご飯のおかずとして食べられてるんでしょうか?というか漬物と卵とか合うんですかね?味の想像が全くつきませんね…。
五平餅は美味しそうなのでぜひ一度食べてみたいですね!