【群馬弁】群馬県の方言「なっから」の意味と例文

方言

なっから

方言の地域

群馬県

方言の意味

群馬弁の1つの「なっから」とは、「めちゃくちゃ」「とても」「すごく」「大層」「随分」「かなり」などどいった所謂推し言葉として使われています。
程度が甚だしいことを表わす言葉ですね、したがって「めちゃくちゃ美味しい!」「なっから美味しい!」といった喜びから「とても悲しい」「なっから悲しい」という悲しさを表わす時にでも使える万能な方言です。

「なっから」の強調版?

先程から紹介している群馬弁の「なっから」ですが、元は「なから」という小さい「っ」が入っていない方言でした。
この「なから」はほぼ「なっから」と同じ意味ですが、更に強調する時に使うのが「なっから」となります。美味しさを強く伝えたい時に使ったりするんですね、多分。

「なっから」を使用した例文

みな
みな
かかどん、このパンケーキなっからんまい!ちっとんべぇ食べてみて!
(お母さん、このパンケーキすごく美味しい!少し食べてみて!)

そんなにうんまいならお言葉通りちっとんべぇ貰うわね。あら本当!なっからやらかくてんまいわねぇ
(そんなに美味しいならお言葉通り少し貰うわね。あら本当!とても柔らかくて美味しいわねぇ)
母

みな
みな
そうでしょう?まっと(もっと)色んな種類食べたいから絶対にまた来よう!

まとめ

群馬弁「なっから」についてご説明してきました。とてもなどの強調版ということでしたが、グルメ番組とかで美味しさを強く視聴者にアピールしたい時とかに便利そうですよね、「おっ!このステーキなっから美味しいです!」みたいな風に。

それにとてもとか凄くは普通に使う言葉ですから凡庸性高い言葉ですよね、覚えやすいですし転校とか引っ越し先の群馬県で使うと早く馴染めそうな気がします。群馬弁覚えてくれたんだ!って喜ばれそうですね!

おすすめの記事