【方言】「むつごい」の意味と例文

方言

むつごい

方言の地域

徳島県、香川県、愛媛県

方言の意味

(料理の味が)濃い、脂っこい、(人の性格が)しつこい、えげつない

「むつごい」について

「むつごい」とは、香川県をはじめとする四国地方の方言で、料理の味が濃いや脂っこいという意味で使われます。
この言葉は、食事の味付けが強いことを指す際に用いられることが多いです。
また、人の性格を表す際にも使われ、この場合は「えげつない」や「しつこい」といった意味合いで使用されます。

徳島県や愛媛県でも同様に「むつごい」は使用されており、食事に関する意味では香川弁と同じく、味が濃いや脂っこいという意味で使われます。
愛媛県の一部地域では、「むつこい」というバリエーションで呼ばれることもあります。

「むつごい」の使い方

たく
たく

このラーメン、むつごいけど美味いな
(このラーメン、味が濃いけど美味しいな)

そうだね、でも私はちょっと脂っこいかも…

さつき
さつき

「むつごい」の例文

  1. あの人の態度、むつごくて困る
     (あの人の態度、しつこくて困る)
  2. この煮物、むつこいけど、味はいいね
     (この煮物、味が濃いけど、味はいいね)
  3. 最近の料理はむつごいから、もう少し薄味がいい
     (最近の料理は味が濃いから、もう少し薄味がいい)