【方言】「へちゃむくれ」の意味と例文

方言

へちゃむくれ

方言の地域

北海道、茨城県、神奈川県、福井県、愛知県、京都府、大阪府、和歌山県、山口県、徳島県

方言の意味

馬鹿野郎、不細工な顔、ブス

「へちゃむくれ」について

「へちゃむくれ」という方言は、主に茨城県などで使われ、さまざまな意味を持ちます。
これは「馬鹿野郎」や「不細工な顔」、「ブス」といった否定的な意味で使われる言葉です。
親しい友達や恋人間では、からかい合いの際に愛情を込めて使用されることもあります。
また、地域によっては「役立たず」「意気地なし」という意味でも使われ、「へちむくり」とも表現されることがあります。

この方言の語源には諸説ありますが、一つの説として「ぺちゃっと平たくてむくれた様な顔」から来ているとされています。また、昔へちまを水筒代わりに使っていたことから「へつまくれ」という言葉が変化したとも言われています。
へちまがまくれていると水筒に加工できず、「へちまくれ」が無駄なものを指す言葉になり、その後「へちゃまくれ」に変化したという説もあります。

「へちゃむくれ」の使い方

父

へちゃむくれ、あんでテストの結果見せずにゴミ箱にうっちゃるんだ
(馬鹿野郎、なんでテストの結果見せずにゴミ箱に捨てるんだ)

ごめん、点数悪くて…

たく
たく

「へちゃむくれ」の例文

  1. あの人、ちょっとへちゃむくれだよね
     (あの人、ちょっと不細工な顔だよね)
  2. また間違えたの?へちゃむくれ
     (また間違えたの?馬鹿野郎!)
  3. へちゃむくれって言われたけど、冗談だよね?
     (ブスって言われたけど、冗談だよね?)