【方言】「しょうしい」の意味と例文

方言

しょうしい

方言の地域

山形県、新潟県、長野県

方言の意味

恥ずかしい

「しょうしい」について

「しょうしい」という方言は、新潟県の上越地方をはじめ、長野県や山形県でも使われる言葉で、「恥ずかしい」という意味を持ちます。
この表現は、日常会話で恥ずかしさを表す際に使われることが多いです。
例えば、「しょうしがり」(恥ずかしがり屋)や「こんな格好してきてしょうしいてぇ」(こんな格好をしてきてしまって恥ずかしいわ)のような使い方をします。

「しょうしい」の語源は、「笑止(しょうし)」という言葉に由来し、広辞苑にもその意味が記載されています。
もともと「笑止」は「笑いが止まらないこと」や「笑うべきこと」といった意味を持ち、そこから恥ずかしさを感じる状況に転じたとされています。
この方言は、地域文化の中で受け継がれてきた言葉の一つと言えます。

「しょうしい」の使い方

たく
たく

この写真、ちょっとしょうしい
(この写真、ちょっと恥かしいな)

ほんとね、なんでこんなポーズしてるんだろ

ひろし
ひろし

「しょうしい」の例文

  1. 彼女、しょうしがりやで、人前で話すのが苦手やって
     (彼女、恥ずかしがり屋で、人前で話すのが苦手だって)
  2. ずっと前の服着てきて、ちょっとしょうしい
     (昔の服を着てきて、ちょっと恥ずかしいわ)
  3. あの人の冗談、しょうしいからやめてほしいわ
     (あの人の冗談、恥ずかしいからやめてほしいわ)