【方言】「めげる」の意味と例文

方言

めげる

方言の地域

京都府、兵庫県、岡山県(中国・四国地方の一部)、長崎県など

方言の意味

壊れる

「めげる」について

「めげる」とは、京都府、兵庫県、岡山県(中国・四国地方の一部)、長崎県の対馬などで使われる方言で、「壊れる」という意味を持ちます。
この方言は、上記の地域では物が壊れる状況を表す際に用いられます。
一方で、「めぐ」という言葉は「壊す」という意味になります。

さらに、この「めげる」という方言は、他の地域でも使われていますが、意味が異なります。
具体的には、千葉県の佐原や神奈川県の津久井郡では、「やせる」「衰える」という意味で使われることがあります。
このように同じ言葉が地域によって異なる意味を持つことは、日本の言語文化の多様性を示しています。

「めげる」の使い方

たく
たく

このスマホ、昨日めげて使えなくなった
(このスマホ、昨日壊れて使えなくなった)

じゃあ、今日新しいの買いにいこう

ひろし
ひろし

「めげる」の例文

  1. この時計、めげたみたい。動かないわ
     (この時計、壊れたみたい。動かないわ)
  2. 窓のガラスがめげちゃって、修理しなきゃ
     (窓のガラスが壊れちゃって、修理しなきゃ)
  3. 昨日の嵐で木がめげてしまった
     (昨日の嵐で木が壊れてしまった)