【方言】「けったい」の意味と例文

方言

けったい

方言の地域

関西地方

方言の意味

奇妙な、不思議な、おかしい

「けったい」について

「けったい」という方言は、関西地方で使用され、「奇妙な」「不思議な」「おかしい」といった状態を表す言葉です。
この言葉は形容詞として用いられ、「けったいなもの」「けったいな名前」というように、特異または風変わりなものや状況を表現する際に使われます。
この方言は、関西地方の文化や言葉の豊かさを反映しており、地域に根ざした独特の言い回しを示しています。

「けったい」の語源は、「卦体(けたい)」という言葉に由来します。
この言葉には、算木に現れた形、縁起、気分や気色など、様々な意味があります。
形容詞的な意味としては、「忌々しい」「奇妙」「不思議」などを表し、関西地方の方言「けったい」は、この形容詞的な意味から来ているとされます。

「けったい」の使い方

たく
たく

なんかこのお菓子、けったいな名前の商品やなあ
(なんかこのお菓子、奇妙な名前の商品やなあ)

ほんまやね、ただ味は美味しかったで
(ほんとだね、ただ味は美味しかったよ)

ひろし
ひろし

「けったい」の例文

  1. この絵、けったいな感じがするね
     (この絵、変わっている感じがするね)
  2. けったいな名前のレストランやな
     (変わった名前のレストランだね)
  3. 彼の行動はいつもけったいやわ
     (彼の行動はいつも不思議だわ)