【佐賀弁】佐賀県の方言「どっぺーする」の意味と例文

方言

どっぺーする

方言の地域

佐賀県

方言の意味

佐賀弁で「どっぺーする」とは「お腹いっぱい」と言う意味を持つ言葉です。
単なる満腹状態ではなく、これ以上一口でも食べたられないくらいに限界というときに使う言葉です。
バイキングで張り切って元を取ろうと奮起して頑張ってしまう人の決まり文句となりつつある方言だったりします。

違う言い方もある?

この佐賀弁は「どっぺーする」ではなく「どっぺす」という言い方でも使われています。
意味は腹いっぱいとどちらも同じ意味です。
どちらも「どっぺ」という共通する言葉が入っているのが特徴的ですね。

佐賀弁について

佐賀弁は2種類に分かれる?

ここからは「どっぺーする」も含まれている佐賀弁について少しだけお話していこうと思います。
佐賀弁と一口に言っても、他都道府県と同じように実は地域により大きく2つの種類に分けることが出来ます。

1つ目の佐賀市を中心とした佐賀地域で、2つ目が唐津市中心の唐津地域の方言です。
大きく分けると2つですが、そこから更に佐賀地域の中から西と東で方言が少し変わってきます。
地域ごとに複雑化するのはある意味方言の決まりみたいな感じでしょうか。

「どっぺーする」を使用した例文

みな
みな
あー、どっぺーする!もう食べられんばい。
(あー、お腹いっぱい!もう食べられないわ。)

当たり前じゃろ、バイキングで10皿も食べたらそりゃどっぺーになるばい
(当たり前でしょ、バイキングで10皿も食べたらそりゃ満腹になるわよ
母

みな
みな
どっぺーちゅうかそん上、動いたら何か出そうな状態よぉ~。ごめん、帰るん10分くらい待ってもろうてもよか?
(満腹というかその上、動いたら何か出そうな状態よぉ~。ごめん、帰るの10分くらい待ってもらってもいい?)

しょうがなかばいぇ。まぁ、うち達もあんたよりましだけどどっぺーで動けんし、丁度よかばい。
(しょうがないわねぇ。まぁ、私達もあんたよりましだけどお腹いっぱいで動けないし、丁度いいわ。)
母

みな
みな
あいがとう(ありがとう)、めちゃくちゃ助かる…。

まとめ

佐賀弁で満腹のことを表わす「どっぺーする」について語ってきました。
どっぺーで満腹でしたが、字面で見ると「どうする」が訛って「どっぺー」になったとも思える言葉ですよね。
他県民だと初見で勘違いしそうです。

バイキングで言いがちということでしたが、女子と言うか食べることが好きな人なら満腹の更に上の動いたら吐く状態に1度は陥ったことあると思うんですよね。
腹八分目過ぎたけどお金と時間勿体無いし次いつ行けるか分からないからもう1、2皿食べておこう!となった後正にどっぺー状態になって凄く後悔するんですよね…。
でも次行ってもそうなる、学習しようね、私…。

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