【方言】「せこい」の意味と例文

方言

せこい

方言の地域

徳島県

方言の意味

苦しい、気苦しい

「せこい」について

徳島県の方言「せこい」は、標準語での「ケチ」や「けち臭い」という意味とは異なり、身体的、肉体的な苦痛や不快感を表現する「苦しい」という意味で使われます。
例えば、「この暑さで体がせこい」という場合、肉体的に苦しい状態を指しています。

また、「せこい」にはもう一つの意味があり、それは「気苦しい」という意味です。
「気苦しい」とは、辛く悲しい、または心理的な苦痛や不快感を表す言葉です。
徳島県では、このように「せこい」という方言が身体的な苦痛や心理的な不快感の両方を表す言葉として使われます。

「せこい」の使い方

たく
たく

仕事が忙しくて、体がせこい
(仕事が忙しくて、体が苦しいわ)

休む時間を作って、ゆっくり休んでね

みな
みな

「せこい」の例文

  1. 彼の言葉が心にせこくて、なかなか忘れられない
     (彼の言葉が心に気苦しくて、なかなか忘れられない)
  2. この狭い部屋、息苦しくてせこい
     (この狭い部屋、息苦しくて苦しい)
  3. 失恋して、気持ちがせこい
     (失恋して、気持ちが気苦しい)