【方言】「うしなかす」の意味と例文

方言

うしなかす

方言の地域

富山県

方言の意味

失う、なくす、捨てる

「うしなかす」について

「うしなかす」とは富山県の方言で、「失う」「なくす」「捨てる」といった意味を持つ言葉です。
この方言は、牛を泣かすこととは関係がなく、物や機会を失ったり、意図的に何かを放棄する状況を表します。富山県では主に年配の人々がこの言葉を使う傾向にあります。

語源としては、「うしなう」(失う)と「なくす」が合わさって「うしなかす」という形になったとされています。
この言葉の成り立ちは、聞いてみると納得できる背景があります。

「うしなかす」の使い方

たく
たく

大切な時計をうしなかしてしまった…
(大切な時計を失ってしまった…)

それは残念だね。見つかるといいけど

みな
みな

「うしなくす」の例文

  1. 昔の友人との縁をうしなかすのは悲しいことだ
     (昔の友人との縁を失うのは悲しいことだ)
  2. この書類、もう必要ないからうしなかそう
     (この書類、もう必要ないから捨てよう)
  3. 彼はチャンスをことが多いね
     (彼はチャンスを逃すことが多いね)