日本の本州に位置する富山県。
県内にそびえている飛騨山脈は温泉とスキー場があることでも知られています。
また、富山県の名物として最近有名なのが一見すると砂糖菓子のように鮮やかな色合いが特徴の細工かまぼこで、結婚式など祝いの席の引き出物として地元で愛されてきました。

そんな素敵な風習が残る富山県民が話している富山弁は、可愛い方言部門第2位に輝いたこともあるのです。
独自の言葉がある富山弁から、「きときと」という単語の持つ意味などを中心に今回はお送りしていきます。

方言

きときと

方言の地域

富山県

方言の意味

富山弁の「きときと」には「新鮮な」「活き活きとした」などの魚介類に対しての獲れたてでぴちぴちの状態のことを指す言葉です。
感情がこもると「きっときと」と表情豊かに発音します。

人相手だと意味が変わる?

この「きときと」は鮮魚だけではなく、勿論人に対しても使われています。
その場合は意味合いが少し変わり「精力的な」や「気力が溢れる」という意味を持つ言葉になります。
「きときとな女性」だと「気力が溢れて活き活きしている女性」という意味になるのですね。

方言の語源

漁業が関連している?

方言の「きときと」ですが、実は富山県の氷見市が発祥の方言です。
日本海に面している富山県は漁業で有名ですが、中でも氷見市が1番有名だそうです。
「きときと」の語源は鮮魚の「活きがいい」からきており、この言葉が「活きとる」となり、そこから更に「きときと」と変化したのだとされています。

漁業で有名な地です、富山が誇る鮮魚の状態を表わすのにこれほどピッタリな言葉はないでしょう。
因みに富山ではコンビニのおにぎりのラベルにも「きときと」と書かれている商品も並んでいるそうです。

「きときと」を使った例文

美奈
美奈
この海老ぷりぷりでうまいわ―!生でもだけどフライでもこれでけぷりぷりって凄くない?
(この海老ぷりぷりで美味しいわ―!生でもだけどフライでもこれでけぷりぷりって凄くない?)
ほんとほんと!えらいきときとな証拠だやちゃ。タルタルソースも具がいっぱい入って手作り感があってえらいうまい‼
(ほんとほんと!凄く新鮮な証拠だよね。タルタルソースも具がいっぱい入って手作り感があってすっごく美味しい‼)
皐月
皐月
美奈
美奈
私一応ダイエットしとるんだけどだちかんわ。無意識に食べてまう~!
(私一応ダイエットしてるんだけどダメだわ。無意識に食べちゃう~!)
そうなの?じゃあ残ったら私食べてやるちゃ!
(そうなの?じゃあ残ったら私食べてあげるよ!)
皐月
皐月
美奈
美奈
いいわよ別にみんな食べるさかい!!
(いいわよ別にみんな食べるから!!)

まとめ

富山弁「きときと」についてをお送りしてきました。
新鮮で活きがいいという意味を持つ方言でしたが、改めてみると「ぎとぎと」という油関連の言葉にも見えてしまいそうな言葉ですね。

でもおにぎりに「きときと」って書いてあるのもどうかと思いますけどね、鮭とかの鮮魚関連ならまだしも、梅干しに「きときと」って言われてもどう反応すればいいのか困りません…?

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