【方言】「えーころはちべー」の意味と例文

方言

えーころはちべー

方言の地域

山口県

方言の意味

「えーころはちべー」とは山口県の方言で、「いい加減な人」という意味を持つ言葉です。
「えーころ」は「いい加減」を意味し、「はちべー」は「人」という意味の単語です。
ただし、この「はちべー」は「うっかり八兵衛」とは異なる意味を持っていることに注意が必要です。

標準語に直す際、単に「いい加減」とする場合もあります。
「えーころ」単体で使われるときは「良い加減」や「良い塩梅」という肯定的な意味で使われることがありますが、「はちべー」が加わることで意味が変わり、否定的なニュアンスを持つ言葉になります。

「えーころはちべー」の使い方

たく
たく

彼、また遅刻だよ…全くえーころはちべーなね
(彼、また遅刻だよ…全くいい加減な人だな)

そうだね、もう少し責任感が欲しいね

みな
みな

「えーころはちべー」の例文

  1. あのチームリーダー、えーころはちべーで仕事が進まないよ
     (あのチームリーダー、いい加減な人で仕事が進まないよ)
  2. 納期に間に合わせるためには、えーころはちべーではダメだよ
     (納期に間に合わせるためには、いい加減な人ではダメだよ)
  3. プロジェクトの成功は、えーころはちべーを排除することから始まる
     (プロジェクトの成功は、いい加減な人を排除することから始まる)