東京の南西に位置する山梨県。
山梨の富士山の北側斜面を登る道からは、年間何十万人もの人が世界遺産へと訪れます。
富士五湖エリアにもハイキングや魚釣り、冬にはスキーを楽しみに観光客が沢山訪れます。

そして山梨弁は「ずら」という言葉が使われていることでも有名ですが、他にも変わった言葉が沢山あります。
中でも今回ご紹介する「とぶ」は標準語で似ているような違う意味が含まれており、他県の人からするとちょっとややこしいと感じてしまいそうです。

方言

とぶ

方言の地域

山梨県

方言の意味

山梨弁の「とぶ」には「走る」という意味があります。

つまり「あんまり飛ばないでよー」だと「あんまり走らないでよー」になり、他県の人からすると意味は「走る」でも言葉は「飛ぶ」でちょっとややこしいと思ってしまいそうになる方言になっています。

方言の語源

元は古語だった?

昔に使われていても現在はあまり使われなくなった言葉、所謂古語が語源になっている方言が数多くあります。
「とぶ・飛ぶ」もその1つであり、今は標準語で「駆ける」などの意味を持っていますが、昔は他にも「早く走る」という意味が含まれている言葉だったのです。

古くからある言葉を方言として受け継いでいるのだと考えると、何だか素敵なことに思えてきますね!

東北地方でも使われている?

実は「とぶ」は山梨県だけで使われている言葉ではなく、静岡や愛知県といった関東地方の1部地域や福島県という東北地方でも方言として使われていることが分かっています。

中部地方を通り越して何故東北で使われているのか、微妙に謎ですね…。

「とぶ」を使った例文

母親
母親
さつき、お昼ご飯出来たわよー!
はーい!
皐月
皐月
母親
母親
ちょっくら、ほんねんとんだら埃が舞っちゃうら!ご飯は逃げんのだから、落ち着いて来てから食えし!
(ちょっと、そんなに走ったら埃が舞っちゃうでしょ!ご飯は逃げないんだから、落ち着いて来てから食べなさい!)
ごめんごめん、お腹空き過ぎてつい焦っちゃって…あー美味しそう!いただきまーす!
皐月
皐月
母親
母親
はい、ゆっくり味わって食いなさいよー
(はい、ゆっくり味わって食べなさいよー)

まとめ

「とぶ」で「走る」という意味があるややこしいと感じてしまう山梨弁について、この記事を通してお届けしてきました。

例文でもありますが、お腹が空いているときにご飯に呼ばれると期待と食欲からか、つい小走りになっちゃいますよね!……もしかしてなりません?

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