【方言】「ねき」の意味と例文

方言

ねき

方言の地域

愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、大分県、宮崎県、鹿児島県

方言の意味

そば(傍)、近く

「ねき」について

「ねき」とは、日本各地で使われる方言で、「そば(傍)」や「近く」という意味を持ちます。
この言葉の由来は木の根元「根際」にあり、人や物の近くを表現するのに用いられます。
京都から九州にかけての広い範囲で使用されている「ねき」は、地域によっては「ねぎ」と発音される場合もありますが、意味は同じです。

「ねき」の使い方

たく
たく

おまえん家、駅のねきやろ?
(お前の家、駅の近くだよね?)

せやで、徒歩で五分ぐらいやで

ひろし
ひろし

「ねき」の例文

  1. 昔、学校のねきにおーけな桜の木があったんよ
     (昔、学校のすぐそばに大きな桜の木があったんだよ)
  2. この店、川のねきにあって眺めがええんよ
     (この店、川の近くにあって眺めがいいんだよ)
  3. うちのねきに小さい公園ができたで
     (うちの近くに小さい公園ができたよ)