【方言】「がっぱになる」の意味と例文

方言

がっぱになる

方言の地域

石川県

方言の意味

一生懸命になる、必死になる、真剣になる、むきになる

「がっぱになる」について

石川県の方言である「がっぱになる」は、「一生懸命になる」「必死になる」「真剣になる」「むきになる」といった状況を表します。
この言葉は、励ましや奮起を促す際に使われることが多く、「がっぱになれま!」と言うと標準語での「頑張れ!」と同じような励ましの言葉として機能します。

興味深いことに、「がっぱ」という言葉は青森県(津軽弁)や熊本県でも使われており、地域によって異なる意味を持ちます。
津軽弁では「とても」「たくさん」という意味で、熊本弁では「がっかり」という意味で使用されます。

「がっぱになる」の使い方

たく
たく

最近、仕事が忙しくて、毎日疲れるよ
(最近、仕事が忙しくて、毎日疲れるよ)

そうなんだ。大変だね。でも、がっぱになればきっと結果が出るよ!
(そうなんだ。大変だね。でも、一生懸命に取り組めばきっと結果が出るよ!)

みな
みな

「がっぱになる」の例文

  1. 彼はいつもがっぱになってるから、信頼できる
     (彼はいつも一生懸命だから、信頼できる)
  2. 大事な試合だ、みんなでがっぱになろう
     (大事な試合だ、みんなで頑張ろう!)
  3. プロジェクト成功のためには、がっぱになる必要がある
     (プロジェクト成功のためには、真剣に取り組む必要がある)