【長野弁】長野県の方言「わにる」の意味と例文

方言

わにる

方言の地域

長野県

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方言の意味

「わにる」は鰐関連の言葉ではなく、長野弁で「照れる」「はにかむ」「人見知りする」といった意味を持つ言葉となります。
「あの子はわにる」で「あの子は照れる」という文章になります。

群馬弁での「わにる」

この「わにる」ですが、長野県だけでなく群馬県でも群馬弁の1つとして使われています。
意味は長野弁と同じような「はにかむ」「恥ずかしがる」で、長野弁の方とは「照れている表現のことを指す意味で共通していると考えられますね。

長野弁について

独特の微妙な言葉がある?

「わにる」について前述までご紹介してきましたが、ここからは長野弁独自の戸惑ってしまいそうな言葉を1つご紹介します。
それは「~するしない?」という言葉です。
するの?しないの?と一見困惑してしまいますよね、いやどっちだよ!って感じで。

この「~するしない?」は長野弁で「~しようよ」という人を物事に誘う時などに使われる日常的な言葉です。
信州と呼ばれる長野県の北部の方でよく使われているのですが、南部の人にこの方言を言っても通じないことがあるくらい地域差が激しい言葉でもあります。

「わにる」を使用した例文

みな
みな
あら、この子も暫く見ねえあいさに綺麗なお姉さんになったのねぇ、えれえ可愛いわぁ。
(あら、この子も暫く見ない間に綺麗なお姉さんになったのねぇ、凄く可愛いわぁ。)

いえいえそんな、小学生に入っても甘えてばっかで。ほら、あんたも褒めてもらったんだからわにるねえでありがとうってお礼言いなさい。
(いえいえそんな、小学生に入っても甘えてばかりで。ほら、あんたも褒めてもらったんだから照れてないでありがとうってお礼言いなさい。)
さつき
さつき

みな
みな
いいのよそんな!うちは男の子ばっか(ばかり)だから、女の子って羨ましいわ。

まとめ

長野弁「わにる」についてお送りしてきました。鰐関連じゃないことが少しだけ寂しかったりします。
鰐の縄張りになってたりすることを言う言葉なのかなとドキドキしましたが照れるでしたね、何故照れる=わにるになったのかが非常に謎であると同時に経緯を除いてみたい気満々です。

あとするしないですが、なんでしょう日本語遊びみたいで凄くややこしい言葉ですね。なくなくなくない?みたいな感じ。
個人的には一休さんのとんちみたいな言葉に感じてしまうくらい捻りがきいてる気がします、不思議。

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