雪国である東北地方の1つである新潟県。
東北地方全てでも言えることですが、新潟県は特にお米が美味しいことでも全国的に有名な所です。
そして新潟弁も他の東北の地域と同じく独特の訛りがあることで知られています。

特に新潟弁で知られているのは「なまら」とかでしょうか。
テレビでもよく特集されてたりしますが、今回此方の記事で注目するのは「しゃんしゃん」という新潟弁です。
最近話題のパンダの名前じゃありません。
とある様子を表わしたりする言葉なのですが、いったいどういう意味を持つ新潟弁なのか、詳しくご説明していきたいと思います。

方言

しゃんしゃん

方言の地域

新潟県

方言の意味

地域で方言の意味が違う?

「しゃんしゃん」とは、新潟弁で元気の良い様子であることを指す言葉で、特に祖父母から孫または大人から子供に向けて主に使われている新潟弁の1つです。

ですがこの「しゃんしゃん」、どうやら新潟弁でも地域によっては違う意味である「急いで」や「早く」「さっさと」ということを表わす言葉のようです。

標準言のしゃんとしなさい、またはちゃんとしなさいというような言葉から来たのではないかと考えられているようですが、地域により全く違う新潟弁として使われている所に方言ならではの不思議さと面白さを感じますね。

新潟弁について

新潟弁は県の都市部である新潟市を中心に県内で広く使われている方言です。
新潟県の特徴的な細長い地形と佐渡島が離れていることから、上越地方・中越地方・下越地方・佐渡地方の4つの地域に分かれており、その地域ごとに方言も少しづつ異なってきます。
だから「しゃんしゃん」も地域別に2つの意味があったんですね。

新潟弁の特徴

新潟弁は、母音となるア行の「い」と「え」の発音が曖昧になったり混ざったりするところが特徴の1つです。
「えんとつ」が「いんとつ」になったり「いろもの」が「えろもの」だったり、文字として表わすとまるで違う意味として捉えてしまいますが、会話として聞くと不思議とちゃんと聞き取れることが出来ます。

「しゃんしゃん」を使った例文

母親
母親
まぁまぁ、この前とは違うて(違って)この子も元気になったみたい。しゃんしゃん(元気な様子)ちゃんと映ってるわ。
心配したったもんなぁ。一度熱出すと中々下がらねえすけって
(心配してたもんなぁ。一度熱を出すと中々下がらないからって)
父親
父親
母親
母親
だども無事に治って良かったわ。あっ、今度遊びに来るって言うてる。楽しみねぇ。
(でも無事に治って良かったわ。あっ、今度遊びに来るって言ってる。楽しみねぇ。)
そうだな、迎えに行くすけ日にちと時間早めに教えれって返してくれ
(そうだな、迎えに行くから日にちと時間を早めに教えろって返してくれ)
父親
父親
母親
母親
分かってますよ。私もあの子の好きなもの、うんと作らなきゃいけねえわね。
(分かってますよ。私もあの子の好きなもの、うんと作らなきゃいけないわね。)

まとめ

新潟弁「しゃんしゃん」についてをお送りしてきました。
この一言で元気な様子を言う言葉とは想像つきませんよね。
鈴の音みたいな可愛らしい言葉ですもの。
因みに新潟弁としゃんしゃんで探さないとネットでは出てこず、しゃんしゃんだけだとご存知パンダの方が出てきます。
パンダの方も勿論可愛いですけどね、お尻とかプリティーな感じです。

しかししゃんしゃんもですが、方言には地域によって意味が180度違うものとして伝わっている言葉が沢山ありますね。
何故言葉だけ伝わって意味は同じものとして伝わらないんでしょう、同じ県内なのに。
今回は特にそれが顕著だったので、とっても不思議で余計に面白いなぁと思ってしまいました。

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